大気中の二酸化炭素やメタンなどのガスは太陽からの熱を地球に封じ込め、地表を暖める働きがあります。これらのガスを温室効果ガスといいます。
温室効果ガスは大気中に極微量存在しており、地球の平均気温は約15℃に保たれていますが、仮にこのガスがないと-18℃になってしまいます。京都議定書では、地球温暖化防止のために、二酸化炭素・メタン・一酸化二窒素・代替フロン等の6種類のガスが温室効果ガスとして定められました。「温室効果ガス」の排出量を抑えることが、温暖化の課題になっています。二酸化炭素を吸収し酸素を排出してくれる熱帯雨林などの森林が、農地の拡大などにより伐採され地球上からどんどん失われていることも、温室効果ガスが増え続けている原因です。
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