
新春ご挨拶
2014年1月1日
あけましておめでとうございます。
昨年も色々な出来事がありました。
その中で特にアベノミクスが本格的に始動し、経済が動き出したのは特筆すべき出来事だったと感じます。
デフレ15年ですっかり経済も気持ちも縮んでいた日本。
少し自信を取り戻すきっかけになればいいですね。
しかしアベノミクスの第2の柱である財政については先送りの感は否めません。
また第3の成長投資についてもまだ余談を許しません。
それらの評価はきっと今年より先になるのでは?と感じます。
我々の業界についてもすでにバラマキのように感じる公共投資も散見します。
本当に将来に禍根を残さない舵取りを期待したいですね。
とはいえ建設、住宅業界においては復興事業の本格化、アベノミクスによる公共投資の増額、オリンピック関連工事のスタートなどなど、一層の職人不足、資材の高騰など建設費UPが避けられない状況が続きそうです。
建設従事者の高齢化や若年層の建設離れなど、慢性的人手不足が顕著になってきています。
つまり一昨年から続く人件費の高騰が更に広範囲に波及し、利益なき繁忙が予想されます。
“安くて良いものの提供”は企業の永遠のテーマですが、お客様のニーズだけでなく価格も大きく変動し始めた現状で、このテーマの持つ意味はクローズアップされます。
私たちグループは1997年11月に発足し、お客様に支えられ、おかげさまで今年17年目を向かえました。
発足以来、省エネ、環境配慮、そして経済性(コスト)の両立を志向し活動してきました。
まだまだ微力な存在ではありますが、その理念に間違いはなかったと実感しております。
特にコストの上昇要因を如何に吸収し、高性能を実現するか。
これは待ったなしの課題ですね。
私たちの最大の特徴は型枠兼用断熱材ELBや水廻りユニットなどの主要部材を工場生産することによって現場での施工効率を向上させることにあります。
それにより現場施工の人件費などのコストを合理的に抑える事が可能です。
今年は更に工場生産化率を上げ、コスト上昇を吸収していきたいと考えています。
同時に新商品の開発も積極的に進めていく予定です。
今後も過去の実績に甘えることなく新しいことにどんどんチャレンジする、そんな年にしていきたいと思います。
A(Amenity 快適性)
E(Ecology 環境配慮)
E(Economy 経済性)
AE2工法とはご存知のとおり、私たちグループの活動理念を表記したものです。
これからも、この理念を追求すべく商品開発やサービスの提案などスピードを持って進めていきたいと考えています。
つまりは<永続的な顧客価値の創造>を念頭に、更なるお客様の満足に向けた取り組みに邁進する所存です。
本年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。

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